2013/04/21

【わをん2013春クイックレポート】FRONTIER BACKYARD




夕刻に近付いてきたけれど、ネクスト・アクト、FRONTIER BACKYARDがグッと気温を上げてくれるはず! さきほどKONCOSでも熱演を見せてくれたTA-1CHABEと共に、FBY3人がステージに現れると、一曲目の『POP OF D.』へ。TGMXが「めちゃめちゃ踊ったら寒くなくなるよ!」と言うと、オーディエンスも後ろの方まで踊りだし、農場にダンスフロアが広がっていく。『Parties and our music Echoes』で温かな歌心を届ければ、『missing piece』でハンドクラップが起こる。バンドとオーディエンスの、見事なキャッチボールだ。TGMXは「横田ファーム、シモリョー、the chef cooks me、タイラくん、野菜の神様ありがとう!」と言っていたけれど、まさに野菜の神様がほほ笑んだかのような、幸せな空間を生み出していった。

「いろんなフェスがあるけど、(わをんは)テーマがはっきりしていて」と、様々な舞台を踏んでいる彼ららしくわをんを湛えた後は、終盤に向かってさらに熱く盛り上がっていくだけ! TGMXは再び「寒い人いる!? めちゃめちゃ動くしかないでしょ!」と言い、「まだ甘いでしょ!?」と、自らめちゃめちゃ動いてみせる。彼らのエンタテインメント精神と、同じ気温や場所を共有しているならではのテンションが溶け合って、何だか笑顔が止まらない! 『hope』では、真夏ばりにタオルがぐるんぐるん舞い、TGMXはその中に飛び込んで、オーディエンスと一緒に踊りまくる。ラストは『Wonderful World』。パーティ魔術師の力を魅せ付けた、圧倒的なライヴだった!(高橋美穂)

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